大阪市係長級職員 自家用車で通勤で通勤手当詐欺「電車に乗ると過呼吸が起きるようになった」

懲戒処分:自家用車で通勤、職員停職3カ月--大阪市 /大阪

大阪市は29日、無断でマイカー通勤をしたとして東住吉区役所保健福祉課の係長級の女性職員(56)=堺市北区=を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。マイカー通勤を理由にした同市職員の処分は今年度9人目。

市によると、職員は09年10月ごろ~今年2月、禁止されているマイカー通勤を110回以上繰り返した。昨年8月には、同7月から6カ月分の通勤定期を無断で払い戻し、通勤手当3万9790円を不正に受給した。

先月はほぼ毎日マイカー通勤をし、区役所周辺の飲食店の駐車場などに駐車していた。職員は事実を認め「身内の不幸が続いて電車に乗ると過呼吸が起きるようになったので車で通勤した」と話しているという

ソース:毎日新聞

朝日放送スクープが捏造と判明 労組の「選挙関与名簿」捏造 大阪市、嘱託職員を聴取

平松邦夫・前大阪市長の後援会への参加を職員労働組合が市職員に徹底させる内容の職員リストが見つかった問題で、市交通局は26日、同局の非常勤嘱託職員が人事データを流用して文書を捏造(ねつぞう)していたと発表した。大阪維新の会市議はこの職員から文書の提供を受け、2月の市議会で「労組の選挙活動への関与が裏付けられた」などと市側を追及していた。偽の情報を労組攻撃の材料に使った維新側の姿勢も問われそうだ。

非常勤職員は捏造を認めていないが、交通局は偽計業務妨害の疑いもあるとして刑事告発を検討する。

発表によると、文書を捏造したのは、昨年5月に非常勤嘱託として採用され、庶務を担当していた30代の男性職員。

偽の文書に使われた職員の氏名や所属コード(番号)などの職員情報は本来、同局の人事管理用コンピューターで厳重に管理されている。

しかし、男性職員は1月20~23日、職員証の配布・回収のため鉄道事業本部の別の庶務担当者が業務用パソコンに保存していた約1800人分の人事データにアクセス。無断でデータを引き出したうえ、「知人・友人紹介カード配布回収リスト」というタイトルや、「非協力的な組合員がいた場合は、今後不利益になる」などと労組が前市長の選挙活動に関与しているかのような文言を付け加え、架空の文書を作成したとみられる。

交通局の事情聴取に対し、男性職員は文書の捏造などを認めていないという。しかし、同局は人事データへのアクセス記録や職員のパソコンに残っていた記録などを調査し、この職員がアクセス権のある人事データを使って文書を捏造したと断定している。

ソース

我々は潔白だ! 前大阪市長支援リストは「偽造」…大阪交通労働組合 大阪地検へ告訴



昨年11月の大阪市長選を巡り、市職員の労働組合名義で前市長の支援を求める職員リストが作成されていた問題で、市交通局の職員労組「大阪交通労働組合」(大交)は1日、「何者かが偽造した疑いが強い」として、有印私文書偽造・同行使容疑などで大阪地検に告訴する方針を決めた。

リストには、交通局職員約1800人分の氏名や、前市長の後援会加入を求める紹介カードの配布・回収状況の確認欄などが記載されていた。

大交は内部調査の結果、日常使用している指示文書などと文体や字体が異なる点や、組合内部で作成者が確認できないことなどからリストの信ぴょう性を疑問視。「不自然な点が多く、何者かが組合員を装って偽造した疑いがある」と結論付けた。大交幹部は「組合によるリストの作成は事実無根で、真相究明を進めてもらいたい」と語った。

(2012年3月2日14時12分  読売新聞)

笑う公務員 大阪府職員になめらた松井知事 知事不在のわずかな期間に不祥事通報窓口廃止

大阪府職員らによる法令違反の情報を受け付ける府の「外部通報窓口」が、昨年11月8日に廃止されていたことがわかった。橋下徹前知事が大阪市長選へ出馬するために辞職した直後で、知事が不在の時期だった。担当課は「代替手段ができた」と説明するが、松井一郎知事は「不適切な対応だった」として窓口の復活を指示した。
6日の府議会の質疑で明らかになった。

通報窓口は、府民から府の法令違反に関する情報を受け付けるため、橋下前知事が2008年11月に設置。外部の弁護士や府法務課が窓口となり、約3年間で電話や手紙による情報約130件が寄せられた。しかし、法務課は「府の業務と無関係の情報も多く、昨年1月から全部局で府民の声の受け付けも始めた」とし、窓口は不要と判断。11月8日に廃止したという。

ソース:朝日新聞

大阪市長 できなければ大嘘と呼ばれて結構と宣言 新規・中途採用者は毎年150人程度に大幅拡大と約1万6400人を民間へ移管


大阪市の橋下徹市長は7日の幹部会議で、政令市で最多の約3万8000人の職員を2015年度までの4年間で約1万9000人に半減させる計画をまとめた。

このうち約1万6400人の削減は、地下鉄・バスやごみ収集などの現業部門の民間移管で達成し、市長部局などの職員も大阪府との業務統合などで削減を進める。一方、過去5年間で十数人から90人程度だった新規・中途採用者は毎年150人程度に大幅拡大し、組織の活性化と平均年齢引き下げを目指す。

橋下市長は「地下鉄民営化などができなければ職員数はほとんど減らず、僕が大うそつきになる」と計画通りの実行を訴えた。

ソース:読売新聞 2012年3月8日12時12分

公務員・議員の腐敗が明らかに、「第三者調査チーム」と「公務員労働組合側」の全面戦争


大阪市はまさに世紀末的な様相となっています。市職員の違法行為の調査を進める「第三者調査チーム」と公務員労働組合側のぶつかりあいです。大阪市職員の違法行為に対して第三者調査チームがアンケートやメール調査をおこないましたが、公務員労働組合側は激しく抵抗。まさに全面戦争です。

3月2日には春闘決起集会がおこなわれ、多くの組合員が集結し違法・不正行為の調査に反対する声をあげたとのことです。

職員アンケートの問題に関しては、一時停止を勧告した大阪府労働委員会の最終的な決定が1年以上先、とのことで、1ヶ月後の今年3月までに最終調査結果発表をおこなう予定の「第三者調査チーム」のスケジュールとはまったく合わない、というところで話が止まってしまっています。調査のリミットは、1ヶ月切ってますから大阪府労働委員会の決定が1年かかるようであれば、事実上、アンケートは今回の調査には使えないということになります。

第三者調査チームの中間報告が3月1日におこなわれましたが、様々な問題が指摘されていました。この中で、大阪市職員のコネ採用の方法の一端が明らかになったようです。

中間報告書によれば、大阪市環境局では以下のようなものが見つかったとのことです。

(採用面接の際に利用する申込書(履歴書)に、市会議員・組合役員・人事部局幹部などの名前が記載されていたことを示す痕跡が多数見つかった。消しゴムで消されているが、大部分は役職と氏名の判読が可能である。)

なるほど、口利きした議員や組合役員の名前を履歴書に書いておいて、後で消しゴムで消してたんですね。
でも、みなさんご存知のように、エンピツで書いたものって、消しゴムで消しても跡が残ってて、書いて
あったことがわかっちゃいますよね。証拠隠滅失敗、ってとこでしょうか。

議員恫喝職員採用問題 大阪市議会は外部監査拒否 市議会内部調査で逃げ切る方針へ

大阪市議「口利き」アンケートを“拒否” 市議会、独自調査へ

大阪市職員採用をめぐる口利きの有無を尋ねるため、市特別顧問の野村修也弁護士を中心とする第三者調査チームがはじめた全市議対象のアンケートについて、大阪市議会の大内啓治議長や大阪維新の会、公明、自民の代表者らは7日、調査チームのアンケートを拒否し、市議会として独自にアンケートを行うことで合意した。民主も賛同の方向で、会派間で調整のうえ正式決定する。

同チームの調査は、口利きのほか金品授受の有無なども質問。橋下徹市長は市議側に協力するよう求めたが、市長率いる維新の市議団も含めて拒絶した形となった。坂井良和団長は「行政から議会に手を突っ込むのは、やってはいけないことだ」と不快感を示した。

2012年3月6日13時43分  読売新聞